前回は、”休まずに動き続ける”スタミナについてお話させて頂きました。今回はもう1つのタイプについてお話しようと思います。
様々な動きを繰り返し続けるスタミナとは!?
サッカーでは攻守が目まぐるしく入れ替わることで、ダッシュ・ストップ(減速)・ジョギング・切り返し(方向転換)・ジャンプ etcなど、“様々な動きを繰り返し続けるスタミナ”が重要とされます。例えば、フォワードの選手が空いているスペースに飛込み、味方からボールを受け1対1を仕掛けるといった一連の流れには、スペースに飛び込む際の①ダッシュ、ボールを受ける際の②ストップ(減速)、1対1での③切り返しなど様々な動きが要求されます。一連の流れの中で”如何にスピードやパワーを落とさずに繰り返し続ける”ことができるか(あえて動きに緩急や強弱を局面もありますが、今回はその点に関しては触れません)、さらに一連の動作終了後、次の局面までに”如何に早い時間で回復することができる”かも非常に重要なポイントとなります。
グラフでイメージを掴んでみましょう(^^)/
下記は、5回の運動を少しの休憩を挟み全力で行った際のパワー出方をイメージ化したグラフです。
グラフ①
パワーは高いが、回復が遅くパワーが急激に下がっていく選手。
グラフ②
回復が早くパワーは下がりにくいが、パワーそのものが低い選手。
グラフ③
パワーが高い&回復も早い為、高いパワーを持続できる理想の選手。
みなさんはどのタイプに当てはまりましたか?
グラフ①に当てはまったみなさんは高いパワーを持続できるように持久系トレーニング(回復能力を高める効果がある)を追加し、グラフ②に当てはまったみなさんはより高いパワーを出せるようなトレーニングを追加してみると良いでしょう。
30m走を20秒の休息(インターバル)を挟んで全力で5~10本行った後、1本目のタイムに比べ、5~10本目がどれくらい落ちているのか&1番早いタイム(通常は1本目)を調べると良い指標になるかもしれませんね。
自転車エルゴメーター(エアロバイク等)などの機器がある場合は7-10秒の全力漕ぎを20秒の休息(インターバル)を挟んで5~10本行い一番高いパワー&1本目に比べてどれくらい数値が下がったか(逓減率)を測定してみるのもお勧めです。
まとめ
2回にわたりスタミナというキーワードを掘り下げてみましたがいかがでしたか?今回ご紹介させて頂いた以外のスタミナもあるかと思います。重要なことは、日頃なんとなく使っている表現でも“指導者と選手で共通の理解やイメージを持つ”ことが大切で、トレーニングのみならず日々の練習や試合でもそういった点を意識する必要があるかもしれませんね(^^)。
PS
日本残念でした、、、既に次回のワールドカップが楽しみです!!
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